【那覇市で水ぼうそう警報】いま知っておきたい水痘の症状・感染対策・ワクチンの大切さ
ハイサイ!安謝ファミリークリニック院長の高良です。
那覇市は今月8日、水痘(水ぼうそう)警報を6年ぶりに発令しました。
また同時に、インフルエンザ警報も1年ぶりに発令され、複数の感染症が流行する状況となっています。
特に水ぼうそうは、5〜9歳の小児を中心に感染が広がっており、今後さらに患者数が増える可能性があります。
今回は、水ぼうそうという病気について、症状・注意点・ワクチンの有用性を分かりやすく解説します。
水ぼうそう(水痘)とは?
水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる感染症です。
主に9歳以下の小児に多く、発症の9割以上が小児とされています。
主な症状
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発熱
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全身に広がるかゆみを伴う発疹
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赤い発疹 → 水ぶくれ(水疱) → かさぶた、という経過(実際には全てが混在します。)
発疹は顔や体幹から始まり、全身に次々と出現するのが特徴です。頭にあれば水痘である可能性が高いです。
※Public Health Image Library より引用
水ぼうそうは「軽い病気」ではありません
「子どものうちに一度かかればよい病気」と思われがちですが、注意が必要です。
合併症のリスク
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皮膚の細菌感染
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肺炎
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脳炎
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高熱が続くケース
特に
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乳幼児
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基礎疾患のある方
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妊婦さん
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大人の初感染
では、重症化することがあります。
水ぼうそうは感染力が非常に強い
水ぼうそうは、以下の経路で感染します。
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咳やくしゃみによる飛沫感染
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空気中を漂う空気感染
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水ぶくれに触れることでの接触感染
発疹が出る1〜2日前から感染力があり、すべての発疹がかさぶたになるまで感染力が続きます。
家庭・園・学校で気をつけたい感染対策
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水ぶくれに触れたあとは必ず手洗い
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タオルの共有は避ける
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全ての発疹が痂皮化(かさぶたになるまで)は登園・登校を控える
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室内の換気をこまめに行う
水ぼうそうワクチンの有用性
水痘ワクチンは、水ぼうそうの発症を防ぐ、または軽症化させる効果があります。
ワクチンのメリット
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発症予防効果が高い
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かかっても軽症で済む
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合併症のリスクを大幅に下げる
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周囲への感染拡大を防ぐ
現在、水痘ワクチンは定期接種となっており、
1歳以降に2回接種することで高い予防効果が得られます。
インフルエンザも同時流行中です
那覇市では、インフルエンザも
定点当たり32.8人と急増しており、今後さらに流行する可能性があります。
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マスク着用
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手洗い
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換気
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体調不良時は早めの受診
水ぼうそうとインフルエンザが同時に流行する時期だからこそ、基本的な感染対策が重要です。
まとめ:早めの予防と正しい知識を
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水ぼうそうは感染力が強く、決して軽視できない感染症
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ワクチン接種が最も有効な予防策
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家庭・学校・地域全体での感染対策が大切
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インフルエンザとの同時流行にも注意
お子さんやご家族を守るためにも、
ワクチン接種状況の確認と、日常の感染対策を今一度見直しましょう。
