インフルエンザにかかりやすい人の特徴は?最新研究が示した “5つのタイプ” を解説(内科医がわかりやすく解説)
ハイサイ! 安謝ファミリークリニック院長の高良です。
毎年流行するインフルエンザ。
「私はなぜ毎年かかるの?」「家族で私だけよく発症する」
そんな患者さんの声をよく耳にします。
実は2025年、日本の大規模健康データを使った最新研究で
「インフルエンザにかかりやすい人には共通する 5つのタイプ がある」
ことが明らかになりました。
本記事では、医師の視点でこの内容をわかりやすく紹介しつつ、
今日からできる予防ポイントもまとめました。
そもそもインフルエンザに“かかりやすい人”は存在する?
最新のScientific Reports(ネイチャー系ジャーナル)に掲載された研究では、
健康診断データ1000名以上の身体情報・生活習慣を分析し、
「インフルエンザ発症の背景」を因果関係モデルで解析しました。
その結果、インフルエンザにかかりやすい人は
以下の5つのタイプに分類されることがわかったのです。
インフルエンザにかかりやすい人の5タイプ
① 血糖が高めタイプ(高血糖タイプ)
・隠れ糖尿病、グリコアルブミン高めの人
・血糖変動が大きい人
理由: 血糖が高いと免疫細胞が働きにくくなり、感染症全般に弱くなります。
対策: 食後高血糖を避ける、間食を減らす、運動習慣をつける。
② 過去に肺炎を起こしたことがあるタイプ
・以前、肺炎で治療した
・呼吸器が弱いと言われたことがある
理由: 気道の防御力が低下しやすく、ウイルスが侵入しやすいと考えられます。
対策:ワクチン(インフルエンザ+肺炎球菌)が特に重要。
③ 多忙・睡眠不足タイプ
・睡眠時間が短い
・仕事や家事が多忙
・慢性的に疲れている
理由: 睡眠不足は免疫低下の代表。発症リスクが約3倍以上高まるケースも。
対策: 6〜7時間以上の睡眠、就寝前のスマホ控えめ。
④ 栄養が偏りがちなタイプ(野菜不足タイプ)
・野菜をあまり食べない
・朝食を抜く
・コンビニ食が多い
理由: 栄養不足は体の炎症コントロールが乱れ、感染症に弱くなります。
対策: 野菜・たんぱく質を意識して摂取。特にビタミンB やCが重要。
⑤ アレルギー体質タイプ
・アレルギー検査で高値
・アトピー・花粉症・アレルギー鼻炎など
理由: 気道の炎症が強く、ウイルスの入り口(鼻・喉)が弱い状態になりやすい。また口呼吸になりやすい
対策: アレルギーの適切な治療、加湿、マスク。
5タイプに共通する “リスクの重なり” が重要
研究によると、
睡眠不足 + 血糖高め + 肺炎既往
といった複数タイプが重なる人は、発症リスクが 3.6倍 以上になることも示されています。
つまり、
「毎年インフルにかかる」
という方は、自分の生活習慣や体質の中に、
気づいていない“弱点”が隠れている可能性があります。
今日からできるインフルエンザ予防のチェックリスト
✔ 睡眠は6時間以上とれていますか?
✔ 野菜・たんぱく質、足りていますか?
✔ 血糖値は健診で指摘されていませんか?
✔ アレルギー症状、放置していませんか?
✔ ワクチン接種は毎年受けていますか?
小さな習慣改善でも、感染リスクは大きく減らせます。
まとめ
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インフルエンザに「かかりやすい体質・生活パターン」は実在する
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最新研究では、かかりやすい人は 5タイプに分類される
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特に「血糖」「睡眠」「既往肺炎」は重要
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自分がどのタイプに当てはまるか知るだけで、予防効果が上がる
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対策は生活習慣+ワクチンの組み合わせが最強
「毎年インフルにかかる」
「家族でも自分だけ発症しやすい」
という方は、一度5つのタイプに注意して対策しましょう!
