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最近インフルエンザB型が増えています。ところでB型って? 医師が解説します

[2026.01.23]

ハイサイ!安謝ファミリークリニック院長の高良です。
最近の外来診療では、インフルエンザB型陽性の患者さんが目立つようになってきました。その際によく聞かれるのが、

「B型って何ですか?」

というご質問です。

この記事では、インフルエンザB型について、わかりやすく解説します。

インフルエンザA型・B型とは?

インフルエンザウイルスにはいくつかの型がありますが、人に流行するのは主にA型とB型です。

インフルエンザA型の特徴

  • 毎年流行の主役になりやすい

  • ウイルスが変異しやすい

  • 大流行(パンデミック)を起こす可能性がある

  • 流行の開始が早い(12月〜1月が多い)

インフルエンザB型の特徴

  • 主に人の間でのみ流行

  • 変異はA型より少なめ

  • 流行が遅れてくることが多い(2月〜3月)

  • 学校・家庭内で広がりやすい

👉 「A型は強い、B型は軽い」というイメージを持たれがちですが、症状の重さに明確な差はありません。B型でも高熱や強い倦怠感が出ることはよくあります。

症状に違いはあるの?

A型・B型ともに、以下のような症状がみられます。

  • 38℃以上の発熱

  • 頭痛、悪寒

  • 全身のだるさ、筋肉痛、関節痛

  • 咳、のどの痛み、鼻水

症状だけでA型かB型かを見分けることはほぼ不可能で、診断には迅速検査が必要です。

治療法はA型もB型も基本的に同じ

患者さんからよくある誤解のひとつが、

「B型は治療が違うんですか?」

という点です。

結論として、治療方針はA型もB型も基本的に同じです。

主な治療内容

  • 抗インフルエンザ薬(内服・吸入・点滴など)

  • 解熱鎮痛薬などの対症療法

  • 十分な休養と水分摂取

ウイルスの型よりも、発症からの時間・年齢・基礎疾患の有無などを考慮して治療を選択します。

同じシーズンにA型・B型の両方にかかることはある?

これは意外と知られていませんが、

👉 同じシーズンにA型とB型の両方に感染することはあります。

  • A型にかかったあと、数週間〜数か月後にB型に感染

  • 「一度インフルにかかったから大丈夫」と油断してしまう

というケースが実際にみられます。

特に、B型はシーズン後半に増えるため、A型罹患後も引き続き注意が必要です。

予防で一番大切なのはやっぱりワクチン

インフルエンザ予防の基本は、やはりワクチン接種です。

インフルエンザワクチンのポイント

  • A型・B型の両方に対応

  • 重症化や合併症を防ぐ効果が期待できる

  • 100%防ぐわけではないが、かかっても軽く済むことが多い

加えて、

  • 手洗い

  • マスク着用

  • 十分な睡眠

  • 体調不良時の外出を控える

といった基本的な感染対策も重要です。

まとめ|B型が増えてきた今こそ正しい知識を

  • インフルエンザにはA型とB型がある

  • 症状や治療法に大きな違いはない

  • 同じシーズンにA型・B型の両方にかかることがある

  • 予防の基本はワクチン接種

インフルエンザB型が増えてくる時期こそ、
「もう一度かかる可能性がある」ことを意識して、引き続き予防を心がけましょう。

気になる症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

院長からのひとこと

インフルエンザは「一度かかったから安心」と思われがちですが、A型とB型は別物です。実際に同じシーズンに両方に感染する患者さんも少なくありません。B型が増えてくる時期こそ、体調の変化を見逃さず、無理をしないことが大切です。予防の基本はワクチンと日常の感染対策。少しでも不安があれば、早めにご相談ください。

 

 

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