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【痛みの少ない大腸カメラ】検査が苦手な方へ~早期発見が命を守る理由」

[2025.03.03]

 ハイサイ、院長の高良です。今年度も残すところ1ヶ月。新しい年度に向けて体のメンテナンスも大事です! 大腸カメラの重要性に関しては以前もお伝えしておりましたが、検査ってなかなか不安で緊張しますよね。(院長も受けましたが、検査当日は不安がありました。)そんな不安に対応できる記事になればと思っております。

 「お腹の調子が悪いけど、大腸カメラは痛いし…」
 「検査が必要と言われたのに、つらいイメージで踏み出せない」
そんなお悩みを抱える方は多いでしょう。今回は、最新技術で変わる検査体験と、大腸疾患の「早期発見」がなぜ大切なのかお伝えします。

■放置が招くリスク:大腸がんは早期の間は「自覚症状のない病気」

日本で年間15万人が発症する大腸がん。早期(ステージ1)で見つかれば5年生存率は90%以上ですが、進行すると急激に数値が低下します。(Ⅲであれば、約77%  。Ⅳでは約18%です。)
問題は「初期は無症状」な点。下記に当てはまる方は要注意です:
- 40歳以上
- 血縁者に大腸がん患者がいる
- 便秘と下痢を繰り返す
- 便が細くなった/黒い便が出る

■苦痛軽減の3つの工夫

当院が大切にしているのは「検査への心理的ハードルを下げること」です。

1. 最新のスコープでしっかり診断。しっかり治療。
フジの最新モデルEC-760ZP-V/Mを使用しております。他社と比較しスコープ本体が柔らかく腸への負担を軽減することができます。また、拡大機能も備えていますのでその場で診断し治療も可能です。

2. 不安や疼痛を和らげる鎮静剤
鎮静剤を必要に応じて導入しております。「うとうとしたら終わっていた」といおっしゃる方もおり不安が強い方や以前検査で痛い思いをされた方は是非ご相談いただきたいです。(検査当日車の運転ができなくなるので注意ください。)

3. 専門医による検査
消化器内視鏡専門医が、腸の形状に合わせた挿入法を選択しスムーズな検査を行っております。

■便潜血検査との違いに注目

「毎年検便で異常ないから大丈夫」と思っていませんか?
検便は「出血」を検知する検査のため、ポリープや早期がんを見逃す可能性があります。症状がある方はもちろん40歳を過ぎたら、1度は内視鏡検査を行うことを推奨しています。

 大腸がんは、現在は定期的な検査を行えば予防できるがんになってきています。不安な点は何でもご相談ください。

 

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