インフルエンザワクチン接種開始します。
インフルエンザの流行が続いております。
9月26日付で那覇市よりインフルエンザ流行警報が発令されております。当院の集計でも、前回の報告から数が増えてきております。
コロナ前は、インフルエンザの流行時期は11月頃から始まり1~2月頃にはピークを迎えるといった形が多くインフルエンザの予防接種もそれに合わせて10月から開始となっておりました。
現在は、インフルエンザだけではなくそのほかの感染症の流行時期も予測が難しい状況となっております。インフルエンザに関してはすでに流行している状況ですので予防接種希望される方は医療機関へご相談ください。
当院でも、インフルエンザワクチン供給開始に伴いインフルエンザワクチン予防接種を開始しております。ネット予約が可能となっております(感染症流行時期はお電話がつながりにくい場合がございます。)のでご利用お願いいたします。
インフルエンザワクチンの有効性
6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。「インフルエンザ発病防止に対するワクチン有効率が60%」とは、下記の状況が相当します。
・ワクチンを接種しなかった方100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%)
・ワクチンを接種した方200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%)
→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=(1-0.4)×100=60%
ワクチンを接種しなかった人の発病率(リスク)を基準とした場合、接種した人の発病率(リスク)が、「相対的に」60%減少しています。すなわち、ワクチンを接種せず発病した方のうち60%(上記の例では30人のうち18人)は、ワクチンを接種していれば発病を防ぐことができた、ということになります。
現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
※厚生労働省のインフルエンザQ and Aより抜粋
ワクチン価格表 | |
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インフルエンザワクチン(3才未満) |
2500円(1回目) |
インフルエンザワクチン(3才-13才未満) | 3600円(1回目) 2400円(2回目) |
インフルエンザワクチン(13才以上) | 3600円 |
当院でのワクチンの価格表となっております。