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沖縄消化器病内視鏡会に参加してきました。

[2023.11.15]

 ハイサイ、院長の高良です。
 運動会シーズンも終わり、肌寒くなってきていますね。県内のインフルエンザの流行は終息してきておりましたが、学校単位でまだ流行が続いているようです。まだまだ気が抜けないようです。
 先月の話になりますが、3~4ヶ月に一度くらいの頻度で行われている沖縄県消化器病内視鏡会に参加してまいりました。
 県内の基幹病院の内視鏡に携わられている先生方から貴重な症例の内視鏡写真やバリウムの写真をご提示いただきみんなで写真について考えられる病気やなぜそう考えたなど検討する会となっています。
 基幹病院に勤めているときは、開業の先生方からご紹介いただいたたくさんの症例を目にすることができましたので自然と勉強できましたが、自身が開業医になると経験できる症例にも限りが出てききます。定期的に開催される検討会は勉強できる貴重な場ですね。
 今回の症例では、体重減少と貧血で精査をおこなったところ胃がんと大腸がんが同時に発見された重複がんであり、どちらのがんも進行した状況でした。
 今回の症例で勉強になったことは2年前に胃カメラをしており、その時の写真には病変は映っていなかったという点と血縁者に若くして癌死された方が多かった点があり血縁者に若年で癌死された方が多い場合は、定期的な検査をおすすめした方が良いかもしれないと考えさせられました。(胃がん病変の方は特殊がんだったので進行が早かったと考えられています。大腸の方は便潜血の定期検診を受けていればもう少し早く見つかったかもしれません。)

 当クリニックのシンボルツリーのシナモンの木です。
 今年の8月に直撃した大型台風により根っこから薙ぎ倒され元気がなくなり、なんとか息を吹き返さないか様子を見守っておりましたが、枯れてしまいました。一緒に成長して行こうかと楽しみにしていましたが、、、、残念です。

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